レーシック手術の種類-イントラ角膜リング・レーゼック
イントラ角膜リング
円錐角膜(角膜が薄くなり、角膜の表面が円錐状に突出してくる病気)が原因でレーシックでは効果がない人に適した施術です。角膜内に半円のリング(直径5~7ミリ)を挿入して角膜の形状を変えて近視・乱視を治療します。リングは、白内障治療に使用されてきたプラスチック製の眼内レンズと同じ特殊プラスチックから作られていて、有機体に対して耐性があり、非常に安全性の高い素材です。以前の術方法は器具を用いて角膜を切開し、リングを挿入していましたが、最近ではイントラレースFS60レーザーを用い、コンピュータ制御で角膜切開が可能になり、より安全で正確な施術が行え、効果もアップしています。
<メリット>
・近視・乱視の治療が可能。
・円錐角膜の進行を遅らせることができる。
・何か問題が発生した場合、リングを取り出して元の状態に戻す事もできる。
<デメリット>
・回復には個人差があり、イントラレーシックほどの矯正精度はない。
LASEK(ラーゼック)
LASEKは、エピレーシックと同様フラップを非常に薄く作ることによって、角膜が薄い人や強度の近視の人がレーシック手術をできるように考案された方法です。エピレーシックではエピケラトームを使用してフラップを作成しますが、ラセックではアルコールを角膜につけ、保護層をやわらかくしフラップを作ります。その後の処置はエピレーシックと同様で、エキシマレーザーで角膜を整え、フラップを元に戻します。LASEKのフラップは非常に薄いので、保護用のコンタクトレンズを3~4日間装用します。
★フラップの厚さ…約50μm
★表層照射系(サーフェス系)
<メリット>
・フラップが薄いのでレーシックでは対応できない強度近視の矯正や、角膜が薄い場合においても適応可能。
・サーフェス系なので将来的にフラップがずれる不安がない。
・角膜形状の個人差に対応できる(奥目や目が小さいなど)
<デメリット>
・視力回復及び安定までに時間がかかる。
・術後の疼痛(PRKよりは軽い)
・術後管理がレーシックより煩雑。
・矯正範囲は広いが、屈折量が多いとヘイズ(上皮下混濁)が生じる場合がある。
・不正フラップの発生率が高い(執刀医のスキルによって異なる)
・PRKに移行する場合、適応の判断を誤ると角膜の混濁 矯正精度の低下(低矯正、過矯正、乱視発生)リグレッションといった問題発生の危険性がある。
・アルコールの角膜への影響。
・施術直後の視界は悪く、効果を自覚できるまで数日を要し、サーフェス系術式の中でも術後早期の視力回復(矯正効果の自覚)に一番時間がかかる。