レーシック手術の種類-prk・フェイキックILO
視力回復手術のレーシックにもさまざまな種類の手術方法があります。実際、どんな方法なのでしょう?またそれぞれの手術における特徴やメリット、デメリットについて調べてみました。(o ̄∀ ̄)ノ
PRK
PRKとはレーザーで角膜の上皮を 取り除き、近視や乱視の度合いによってエキシマレーザーを照射します。フラップがないため、外傷や接触に強く、レーシックよりも屈折、視力の安定性があることより最近見直されてきています。術後は角膜の上皮が再生するまで角膜の表面を保護する目的として保護用コンタクトを装用します。高度近視、角膜厚が薄い症例でも手術可能です。接触性の激しいスポーツあるいは仕事をする人にも向いています。
★表層照射系(サーフェス系)
<メリット>
・レーシックやEpiに可能性のあるフラップ障害がない。
・吸引による障害がない。
・術後DLK(合併症、フラップ下に炎症がおきること)がない。
・術後外傷や接触によるフラップ障害がない。
・高度近視や角膜厚の薄い人でも可能。
<デメリット>
・手術当日の痛み。
・上皮が再生する3日~5日の間視力が安定しないことがある。
・遠視化する。
・紫外線によりヘイズ(角膜の濁り)がでることがある。
EPI-PRK
EPI-PRKとはエピケラトームで上皮をはがし、その際フラップを残さず破棄して、PRKに移行するといった最新のPRK。通常のPRKではエキシマレーザーをPTKモードで角膜上皮除去を行った際、上皮が残ったり、角膜実質までも部分的に蒸散させてしまうことがあるのに対し、エピケラトームは鈍的なセラミック製のブレードを滑らせるようにして上皮だけをきれいに剥離させる事ができます。したがって、従来の方法よりもEPI-PRKの方がよい結果を期待できます。
★表層照射系(サーフェス系)
<メリット>
・高度近視、角膜厚が薄い人でも可能。
・PRKのように遠視化しない。
・切除実質面が非常にスムーズ(ウエーブフロント照射に適している)
・痛みがなく、ヘイズが少ない。
<デメリット>
・高度近視の場合、初期に近視が残り正視になるまでに時間の経過がかかる。一般的には-6Diopterまでが望ましい。
★Epiレーシックも上皮は破棄して、epi-PRKにしたほうが、視力回復が早く、疼痛も少ないので、現在は、Epi-PRKを取り入れているクリニックが多くなっています。
★剥がして弱っている上皮を戻すEpi-レーシックより、元気のいい新鮮な上皮が再生してくるのを待つEpi-PRKのほうが結果がいい、ということも明らかになってきました。
フェイキックIOL
フェイキックIOL(PhakicIOL)は有水晶体眼内レンズと呼ばれる眼内レンズを角膜と虹彩の間にある「前房(ぜんぼう)」に挿入させ、視力を矯正する方法です。レーシックは通常角膜を削って視力を矯正する手術方法ですが、このフェイキックIOLは目の中にコンタクトレンズを埋め込むことによって視力を矯正します。レーシックでは角膜が薄い人や強度の近視の人は、必要なだけ角膜を削ることができません。エピレーシックやラセックで角膜を薄くする技術が出始めたとは言え、やはり角膜を削ることに適してない人もいます。このフェイキックIOLは角膜を削る必要がまったく無く、角膜の厚さや近視の度合いも関係なく手術をうけることができます。また、手術の後に問題が発生した場合でも、レンズを取り出すことによって元に戻すことが可能です。同じく眼内レンズを埋め込む白内障手術とは異なり、患者の水晶体を残した状態で、目の中にレンズを挿入します。水晶体による調節機能が温存されるため、近くにもピントが合います。但し、レーシックと同様に、老眼のある人が手術により遠くに視力を合わせると、近くを見るための眼鏡が必要になります。
<メリット>
・他の近視回復手術が不可だった人でも可能な場合が多い。
・何か問題が発生しても、レンズを取り出せ、元の状態に戻せる。
・コンタクトレンズのようにケアがいらない。
・レーシックなどと組み合わせることにより、より一層の効果が期待できる。
・手術は20分ほどで短時間。
<デメリット>
・レンズはオーダーメイドなので、3ヶ月ほどかかる。
・新しい技術なので長期的な安全性やリスクが確立されていない。
・視力安定に時間がかかる。(術後の乱視が安定するまで2週間から1ヶ月)
・手術代金が高額である。(両眼60万~80万円)
・両目同時に手術を行うことが出来ず、片目の手術に約15分。片目の術後1~2週間あけてもう片方の目を手術。