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レーシックQ&A

レーシックに関するさまざまな疑問や不安をQ&Aでまとめてみました。(・_・?)

 Q、手術年齢はなぜ、20歳以上(18歳以上)なの?

 A、近視は、特に25歳頃までの進行は強いようです。20歳(18歳)未満の人が、手術を受けて正視になったとしても、その後、また、近視になる可能性もあります。また、自分の意志で手術を決められる年齢として20歳(18歳)以上としています。

 Q、近視矯正手術の種類は?

 A、近視矯正手術はレーシック、PRK、Epi-LASIK、Epi-PRK、LASEK、RK、角膜リング、有水晶体眼内レンズに分けられます。一般的な手術はレーシックです。マイクロケラトームというカンナのような器具で、フラップ(蓋)をつくり、残った角膜をエキシマレーザーで削り近視や乱視を正視にし、フラップを戻し手術終了です。手術時間はおよそ10分程度です。痛みも無く、術直後から良い視力が出るので、人気があります。PRK、Epi、LASEKはマイクロケラトームを使わず、角膜上皮をレーザー、メス、薬品などで除去し、レーザーで角膜実質を形成する方法です。角膜上皮を傷つけるため、痛みがあり、角膜上皮が再生する3日目以降に最高視力がでるため、レーシックに比べてデメリットが多かったのですが、角膜上皮をエピケラトームで剥ぐEpi、エキシマレーザーで上皮と実質を一塊として削るトランスエピテリアルPRKの出現で、安全性に優れ、矯正範囲も広いPRKやEpi-PRKを選ばれる方が増えてきました。RKは夜間グレア等の副作用が多く、近視の戻りが多いようです。角膜リングはレーシックで矯正不可能な高度近視にレーシックと併用で行なわれますが、度数の正確さはまだ確実ではありません。むしろ円錐角膜の治療として考えたほうがよさそうです。有水晶体眼への眼内レンズ挿入は水晶体を残すため調節力があるので、若い人の高度近視に有効ですが、現時点では長期的予後が解明されていません。今現在で有効な近視矯正手術はレーシック、トランスエピテリアルPRK、Epi-PRKでしょう。40歳以上の調節力のない高度近視では、水晶体を摘出した眼内レンズ挿入術も有用です。

 Q、手術は安全で失明することはないですか?

 A、レーシックで失明することはありません。心配されるのは合併症の中でもフラップ障害ですが、マイクロケラトームの進歩により急激に減少しています。どんな手術でも、100%安全とは言い切れず、ある程度のリスクはあります。また、医師の技術や施設の充実度によってもリスクの度合いは異なってきます。技術面やハード面で、どのような状況でも対応できるバックアップ体制を取っているクリニックを選ばれることをお勧めします。

 Q、手術後、視力が落ちることはないですか?

 A、20歳代前半では、レーシック術後、正視になったとしても、近視がさらに進行して、視力が落ちることもあります。それ以外にも創傷治癒機転(傷を治そうとする力)により、角膜が手術前の状態に戻ろうとし、術前の5~15%程度戻る症例が、数%認められます。それ以外、近視以外の病気、老視、白内障、緑内障、網膜剥離、糖尿病網膜症により、視力が落ちることもありますが、原疾患の治療により対応ができます。

 Q、手術後の合併症は?

 A、術後の合併症も急速に減少していますが、レーシックでは三叉神経を切除するため、乾燥感が残る事はあります。又まれに、不正乱視が術前より増加し、矯正視力が1段階程度低下する可能性や、フラップがずれるという報告もわずかながらあります。PRKでは術後角膜が濁るヘイズという現象が稀におこります。通常点眼で治ります。

 Q、暗いところが見にくくなるというのは本当?

 A、あるクリニックの成績で、夜間視力は術前平均0.5が術後1ヶ月で0.46に低下。しかし、術後6ヶ月では0.5に戻っていました。しかし、暗いところで見えるようになるまでの回復時間は術後1年でも少し延長していました。また、人によっては、夜間のグレア(光の滲み)がおきて、見難いと訴える人もいます。なぜなのかというと、近視が強くてたくさん角膜を削ると、不正乱視が増えて条件の悪い暗いところで見難くなるようです。それを解消するためにOATZという方法があります。これは、移行部の球面収差をなくすことにより、夜間視力の低下を防ごうと言うもので、角膜の削る量が多少増えるので、角膜が薄い人には不可能ですが、データーでは術前0.49、術後1ヶ月0.48と低下しないようです。また、術後のグレアも有意に減少。夜間の運転も問題なくできます。

 Q、遠視と乱視があります。レーシック手術はできないの?

 A、現在、厚生省が認可しているのは近視矯正手術です。遠視は現時点では、認可されていません。平成18年の秋に認可される予定でしたが、遅れているのです。実際には、厚生省未認可の機種に遠視矯正ソフトも入っているので、ある一定の基準さえ満たせば、遠視矯正手術を行なうことも可能です。遠視は現時点では+3Diopterまでなら、裸眼視力1.0以上の良い結果が出ます。近視が少なくて乱視が強い場合、乱視を矯正すると遠視になるため、手術ができない場合があったのですが、遠視矯正を組み合わせることにより、遠視性乱視、混合乱視、乱視のみでも治療ができるようになりました。

 Q、近視度数が強いのですが、よい方法はありますか?

 A、レーシック(-10~-12D)+ICR(Intra corneal ringl-3~-5D)という方法、あるいは有水晶体眼内レンズ(フェイキックIOL)という方法があります。特にフェイキックIOLの場合-20D以上の高度近視でも対応できます。しかし、現段階では、高額(両眼で60~70万円)、術後の乱視のため視力が安定するまでに1ヶ月かかる。ことなどが問題点もあります。

 Q、50歳を過ぎてもレーシックはできますか?

 A、もちろんできます。しかし老眼があることが多いので、近くの見え方をどうするかが問題です。正視にすると老眼鏡が必要になります。近視の方は遠くは眼鏡が必要ですが、30cm程度の近くの場合は眼鏡がなければ、老眼があってもメガネなしでみることができます。ですから、それほど近視の強くない場合(-3ディオプター以内)手術をするかどうか迷うところです。もちろん、高度近視の場合は、遠くも近くも元々メガネが要りますから、眼鏡なしで日常生活が送れるというメリットがありますので、手術を行なう意味はあります。モノビジョンという方法で、片眼を正視、僚眼を-1デイオプター程度の近視にすることで、両眼視を保ちながら、遠くも近くも、より老眼が強くなるまで、ある一定の期間、眼鏡なしに遠くも近くもみることができる場合もあります。

※モノビジョン:単眼視ということで、片眼で遠くを見て、僚眼で近くをみます。老眼のでる40歳以上の人で、遠くも近くも眼鏡なしで見たいという場合に考えます。

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